東日本大震災から丸10年
2021年3月11日、今日で東日本大震災から丸10年が経過しました。
震災発生後、2度現地に行く機会がありました。
1度目は震災後1年半が経過した2011年、仙台空港のある名取市の海岸近くの被災地に訪れました。
その場所は広大な荒地で、本来ならそこには多くの方が生活をされていた住宅があった場所です。
そして2度目は、女川原発のある女川駅エリアでした。
女川は海に面した山あいの立地で、全国有数のサンマ水揚げ町として有名な港町です。
このエリアでの被害は、女川湾から2Km・海抜10m離れた海の見えない山あいまで津波が押し寄せ、多くの人命と町を奪っていきました。
2018年訪れた時は、復興も進み駅前の再開発もされおりきれいな街並みになっていました。
どちらも甚大な被害のあったエリアです。
個人的に思うことは、震災からの復興はまだまだ時間がかかると思っています。
道路などのインフラは進んでいる反面、福島第一原発の問題、人々の心の問題など多くの課題があります。
新型コロナウイルス感染拡大で世界が直面しているおり、これからも様々な災害が必ずやってきます。
東日本震災後10年経過した今、被災したことを風化させない、災害によってえた教訓を生かしていくことが重要で
そのためにも後の世代に伝承することが大切だと思っています。