給湯機器の凍結について
・蛇口を開いてもお湯も水も出ない
・蛇口の水は出るけどお湯の方が出ない
・お風呂のお湯張りが出来ない
・エラー表示 E;14、E:28、U:2、U:3(コロナ エコキュートの場合)
などは、凍結による影響の可能性があります。
【対処方法】
・気温の上昇により自然に解凍するまでお待ちください。
・給湯栓から水が出るようになったら、機器や配管から水漏れなどがないか確認してからご使用ください。
【やってはいけない凍結対処法】
下記2点については凍結対処方法として行ってはいけません。
・凍結した配管や部品部分等に熱湯(お湯)をかけて解凍する。
熱湯をかけると配管の破損に繋がります。結果、高額な修理が必要となりお湯を使えるようになるまでに時間がかかってしまいます。
・ぬるま湯をかけて給水元栓を解凍した場合、ぬるま湯を拭き取らずにそのまま放置する。
給水元栓や配管、保温材にかけたぬるま湯がそのまま残っているとその水が原因で再び凍結します。ぬるま湯で解凍を行った場合は、必ずすべての水を丁寧に拭き取ってください。
最も推奨できるのは、自然解凍を待つことです。
給湯器や配管が故障・破損してしまうと、修理や交換が必要となってしまいますので時間はかかりますが自然解凍をお待ちいただくのがおすすめです。
万が一、配管破損・給湯器故障が起こった場合はお近くのガス会社に連絡をしてください。
暖かい地域でも冬期など外気温が0℃以下になると、
給水・給湯配管に保温工事がしてあっても配管内の水が凍結し、お湯や水が出なくなる場合があります。
給湯機器は気温が下がると機器内部の凍結を予防しますが、接続されている配管までは凍結を予防できません。
配管が凍結するとキッチンやシャワーのお湯側の蛇口からお湯も水も出ない状態になってしまいます。😔
こうした故障や破損事故を防止するために次のような処置をお願いいたします。
凍結予防方法・対策
1.エコキュート、ネオキュート、電気温水器はブレーカーをOFFにしないでください。
石油給湯機は、電源プラグをコンセントから抜かないでください。
石油給湯機(直圧式)の場合、リモコンの運転スイッチを「切」にします。
石油給湯機(貯湯式)の場合。リモコンの運転スイッチを「入」に、給湯温度設定を「F」にしてください。
2.浴槽の循環口より10cm以上水を残してください。
特に寒さが厳しい時の凍結予防方法・対策
1.給湯栓がサーモ付混合水栓、シングルレバー混合水栓の場合…
給湯栓のレバーを最高温度側にします。
給湯側を開き1分間に約400ccの水(太さ5mm)を流したままにします。
2.お湯張りが循環口からの場合…
浴槽の循環口より10cm以上水を残してください。